永遠の愛 の花言葉 山茶花(さざんか)

さざんか さざんか さいたみち・・・

「たきび」の歌にもなっていてお馴染みですよね

若者はひょっとして知らないのかな?

恐ろしかー

思わず 博多弁になってしもたばい

 

知らなきゃ損

 

先日 母の四十九日法要を執り行いました

その際 お坊さんのお話です

それも火葬場の話

 

「火葬場に煙突はありましたか?」

そういえば 無かったですね

「ご遺体を焼いているのであれば

煙は出ないんでしょうか?」

そういえば・・・。

 

伊丹監督作品 「お葬式」の中で

煙突の煙を眺めるシーンがあります

黒い煙が出ていましたよね

 

以前 お坊さんは 

火葬場が建築される際 見学に行く機会があり

火葬場の内部を見せてもらったらしいです

 

先日 母の葬儀の際

火葬場に到着すると お棺を納棺しますよね

すると 職員がボタンを押すと

ゴー といきなりすごい音

まるでジェットエンジンのようでした

 

一発点火で さぞや火力も凄いんだろうなーと

感心したものです

 

しかし 実はその音は

着火の音ではなく ただの効果音だったんです

いやはや騙されました

 

実際は 扉の奥に別棟の焼却炉があり

そこで焼くらしいのです

しかも灯油? で焼くとか

 

焼いたら煙は出ないの?

焼却炉は 〇階建ての建物で 

煙は上に行くに従い 浄化装置で浄化され

無色 無臭にされ 屋上の小さな煙突から出るみたいです

だから周囲からは この建物は何かわからない

 

また お骨拾いの話も聞きました

ご遺体を焼くと 

もがく様な動きをするらしく

そのままの姿勢とは限らないようです

 

足が頭の方に上がったりと

そのままではよろしくないということで

家族の眼前に出る前に

職員が見栄えのいいように微調整するとか

 

私たちは何も知らずに

焼かれる前の姿勢のまま 

骨になっているものだと思っていたんですね

知らないことばかりですね

 

お坊さんの話も なかなか聞く機会はないですが

面白いですね

ありがたや ありがたや!

 

(No294)