失敗だらけの相続手続⑧



清潔 の花言葉 エニシダ

清潔 の由来は

枝をねてホウキを作ったことから

 

これから

鮮やかな黄色の花が枝にぎっしり

圧巻ですね

 

こう見えて

枝や葉に有毒成分があります

まさか

食べる人はいないと思いますが

念のため

 

知らなきゃ損

 

相続の事務手続きで

銀行では手続きのたびに

戸籍謄本が必要なイメージがあります

そう思うのは私だけかな

非常に面倒ですよね

 

誰かが亡くなり 相続が発生すると

亡くなられた方の相続人を確定しないといけません

 

親父が亡くなると

母親と私と弟 3人だよね

「分かりきってるやろ」 と思いますよね

実際 ほとんどの場合はそうでしょう

 

しかし、両親が再婚等の場合、

そうとは限りません

しばらく経ってから

実は相続人が別にいたことが分かると大変です

 

そのために 亡くなられた方の出生から

亡くなるまでの戸籍謄本を途切れることなく

集めなければなりません

 

そもそも戸籍謄本は 市町村で管理しているので

市町村で取得します

生まれてから亡くなるまで

ずっと同じ市町村に住んでいればいいんですが 

そうでないときは 

何通も集めなければなりません

 

そしてようやく相続人が確定すると

法定相続情報証明制度を使います

聞いたことないという人は多いですよね

相続が発生しないと 関係ないものです

 

銀行で相続手続きする際は、

集めた戸籍謄本の

金融機関に提出する必要があります

 

それが2ヵ所なら 2セットというように

大変ですよね 費用も馬鹿になりません

 

今は 少し便利になっています

登記所(法務局)に戸籍謄本などのを提出し 

あわせて相続関係を一覧に表した図

法定相続情報一覧図)を提出すれば

 

登記官がその一覧図に認証文を付した写しが

無料で交付されます

 

また5年間保存されますので 

その期間内であれば 再発行できます

便利ですよね

便利なものは積極的に使わないと損ですよ

 

いいや 枝をねてホウキを作ったように

「私は 戸籍謄本を取り揃えて

銀行に持っていく」 という人はご自由に

 

(No316)

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