自筆証書遺言の保管制度 始まる!

コケ玉 ハイゴケ
どこでも見かけるコケですね
法令改正で
自筆証書遺言を法務局で保管する制度が始まりました。
遺言にまつわるトラブルは昔からありましたが、
ここ最近は増加の傾向にあります
亡くなられる方の増加も一因ですが、
相続金額に関係なく、争族になるケースが増えています。
一旦争族となり、弁護士が間に入ると、1円単位で争うことになり
もとの関係にはもう二度と戻れないですね。
争族を防ぐ方法の一つに、遺言があります。
遺言には公正証書遺言と自筆証書遺言があります。
公正証書遺言は裁判官や検察官などの経験がある公証人が
内容を聞いて文章にし、費用も数万円からになります。
それに比べて自筆証書遺言は手軽でいつでも作成可能。
ただし保管場所が問題です。
亡くなられた後、紛失、廃棄、偽造といった
トラブルの可能性もありました。
法務局では保管はしてくれるものの
内容までチェックされないので、逆に争族になる可能性もあります。
今月10日からは保管制度により法務局にて書式のチェックさえ通れば
原本を保管してもらえ、保管手数料も3,900円とハードルは低いです。
遺言には付言事項に想いをしっかり書き残して
争族にならないようにしたいですね。
(No5)