人は損を異常に嫌うもの!



慎み深いという つばき

花のつぼみ事落ちることから

競走馬の名前に使われないとか

 

知らなきゃ損

 

人はだれでも損をしたくないもの

 

人は利益が出ている場合(確実性を好む

損失が出ている場合(賭けに出たがる

上記2つを比べると損失を感じる割合は

利益が出ている場合の2~2.5倍大きいと感じる

これが行動経済学でいう損失回避性

 

例えば

10,000円で買った株が 12,000円になると嬉しいが

確実性を好むため すぐ売りたくなり

売ると2,000円のプラスに

逆に8,000円に値下がりすると落胆が大きく

この世の終わりと感じることも

「また回復するから」と持ち続け

6,000円まで下がりもう駄目だと売却し

損失はマイナス4,000円

トータルではマイナスになりやすい

 

利益が出ると確定したがるため なかなか持ち続けられない

逆に損失が出ると、賭けに出たがり持ち続けてしまう

競馬の最終レースで今までの負けを一気に取り戻すために

大きく賭けてしまうのもその一例

 

要は「人間の本質はこういうものだ」と理解するのが第一

そして投資はルールを決めること

たとえば2割株価が上がっても、下がっても売ると決めると

株価の変動に一喜一憂することはなくなる

 

しかし解っていてもやめられないのが人の性分

たまに心の赴くままに動いて失敗することも

それも人生

 

大事なのは自分のリスク許容度を知ること

これは人によりまちまち

まずは少額で経験しておく

 

自分はこれぐらいの損失までは耐えられる

これ以上はイライラして四六時中 頭から離れないなら

自分のリスク許容度を超えているということ

 

典型的に失敗する人は

「まとまった金が入ったら 株の投資を始めよう」

と考えている初心者

こういう人は絵に描いたように失敗する

自分のリスク許容度を知らないから

 

何事も経験が大切

最初の一歩はハードルが高く 痛い目に合うことも多い

その痛い目を少額に抑えておく

いきなり 退職金投資では 老後は悲惨

人は損を異常に嫌うもの

そして

自分を知ること 

を肝に銘じたいですね!

 

(No205)

 

 

 

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