共有にするのは 良くないかも!

追想の愛 というハルジオン
貧乏草の方が有名かも
手入れしない庭に生えるらしい
生えていませんか?
知らなきゃ損
共有 といえば
不動産の共有名義
例えば親の家を子供二人で相続する場合
名義は2人の名義になります
これを共有名義といいます
これは遺産分割協議で揉めたり
名義を変えずにそのまま放置していた場合
自動的に共有の扱いに
通常 相続が発生すると
名義が変わるので
不動産登記のタイミングになる
不動産登記をすることにより
法律的にその人の所有ということに
自ら登記という手続きをしないと
いつまで経ってもそのままに
困るのは 登記をせずに放置しておくと
ネズミ算式に 共有する人が
増えていくこと
親が亡くなり 子どもに
子どもが亡くなり孫にと
共有者はどんどん増えていく
最初2人の共有だったのが
数十年後には10人を超えることも
その時点で登記をしようとすると
その10人に印鑑を貰い承諾してもらうことに
その10人が近くに住んでいたらいいが
日本全国や海外になるとお手上げに
そうなると 付き合いがないとか
初対面の人も多いかと
いきなり初対面の人があなたの自宅に来て
「印鑑をください」と言われたら
あなたは すぐ印鑑を押せるでしょうか
「取り敢えず、お引取りを」となるでしょう
時間と労力、そして時にはお金も必要かと
先日、共有名義にしている相談では
30年前 親の相続で
実家を兄弟の共有名義に
誰かに「共有が得だから」と勧められたとのこと
現在 実家を売却しようとして
ほとんど価値のない家なので
軽い気持ちで印鑑を貰いに行ったら
50万円請求されたとか
共有名義がいいのか悪いのか
その時々で判断は難しいところ
相続は10人いれば10人とも違います
相続コンサルタントに相談してみてはいかが
(No206)