公的年金 モヤッと解消!



真実は一つ というウキツリボク(浮釣木)

名前の由来は

釣りの浮きに似ているからとか

名探偵・・・みたいに

頭がすっきりするかな!

 

 

知らなきゃ損

 

年金は何歳からもらえるのか

年金支給開始年齢は65歳が基本

しかし郵送で案内が来た際、

請求しないともらえない

何もしないと

ずるずると70歳まで繰り下げになる

年金の受給は

60歳から70歳の間で選べる選択制

それでは年金はいつもらったらいいのか

答えは人それぞれ

 

65歳の人が特定の年齢まで生存する確率は

       80歳  90歳

1960年生まれ  75%  38%

1970年生まれ  77%  41%

1980年生まれ  78%  43%

65歳の人が90歳まで生存する確率は4割前後

 

早くもらおうとすると

例えば60歳まで繰り上げると

1か月繰り上げるごとに

0.5%減額し 5年30%減で

この額が一生続く

 

70歳まで繰り下げると

0.7%増額し 5年42%増で

この額が一生続く

 

それでは繰り下げは何歳からお得になるのか

何歳まで繰り下げようが 11年11月です

例えば69歳から貰い始めると

80歳11月以降でお得になる

 

ただし 税金を考慮すると

年金の手取りは 8~9割

これは年金額により税額が変わるから

だから少し後ずれする場合が多い

2010年の「消えた年金問題」の時は

繰り上げ比率が30%に達しました

 

2016年度のデータでは

繰り上げ比率は9%  繰り下げ3%

と減りました

 

繰り上げデメリットの一つは

もちろん減額でしょう

 

では繰り上げでもらった累計受給額が

本来の65歳受給の人に

抜き去られるのはいつかというと

何歳から始めようと受給開始から

16年8月より長く生きると逆転される

 

繰り上げデメリットの二つ目は

繰り上げ後に夫が亡くなるケース

60歳代前半は 

自分の年金と遺族年金は併給できない

通常、金額の多い遺族年金を選択する

なお65歳以上は併給される

 

繰り上げデメリットの三つ目は

繰上げ後に初診日のある病気や怪我で

障害基礎年金の対象になっても

障害基礎年金はもらえません

障害基礎年金は65歳より前が要件

繰上げでは65歳になったとみなされるから

 

年金のモヤっと

少しはスッキリしましたか

結局10人いれば

10通りの考えがあります

自分のライフプランを見直しましょうね!

 

(No218)

 

 

 

 

 

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